診療報酬請求事務能力認定試験の概要
医療報酬請求事務に従事する者の資質の向上を図るための資格です。医科・歯科の2種類があります。資格試験ではどちらかを選択して受験します。
国民健康保険や社会保険をはじめ、老人医療や公費制度など複雑な現在の医療保険の内容を確実に理解し、的確かつスピーディに医療保険事務を行えるよう、医療制度、保険業務、レセプト記載、点数算定など医療事務の断片的知識を整理し、体系的に習得させ、さらに医事コンピュータの操作から、受付業務に欠かせない接遇マナー等、養成教育もさまざまな項目を教授している。何れの資格においても、医療保険事務をするにあたって必須のものではなく、資格がないと医療保険事務ができないという訳ではない。また近年電子カルテの導入が進み、レセプト業務におけるマンパワーの必要性は薄らいでおり、新たな求人は減る傾向にある。一方でレセプト業務以外の、医療秘書や電子カルテ入力介助、調剤補助業務というニーズは底深いものがある。 (wikipediaより抜粋・引用)
受験資格
誰でも受験することができます。
試験の内容
学科試験と実技試験があります。
試験時間は学科・実技で合計3時間。
1.学科試験
①医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
②保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
③診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
④医療用語及び医学・薬学の基礎知識
⑤医療関係法規の基礎知識
⑥介護保険制度の概要
2.実技試験
診療報酬請求事務の実技(※診療報酬点数表、資料の持込が自由)
合格率
医科・歯科ともに約31%
試験日
毎年7月中旬頃と12月中旬頃の年2回実施
インターネットか、郵送での申し込みができます。
受験料
7500円
資格試験実施会場
札幌市・仙台市
さいたま市・千葉市・東京都・横浜市
新潟市・金沢市
静岡市・名古屋市
大阪府・岡山市・広島市・高松市
福岡市・熊本市・那覇市
合格発表
試験月の翌々月末までに文書にて通知。合格すると認定証が交付されます。
認定団体
公益財団法人 日本医療保険事務協会
問い合わせ
(財)日本医療保険事務協会
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-5-3 児谷ビル
電話 03(3252)3811 FAX 03(3252)2233